建築と子供たちとは
「Architecture & Children 建築と子供たち」は、建築を通してすべての教科の学習を繋ぎ合わせ、創造力を育てるための総合教育です。日本建築家協会(JIA)と日本建築学会(AIJ)は、1990年にアメリカのアン・テーラー博士により開発されたカリキュラムを日本に紹介しました。
JIA京都地域会では、仙台の渋谷セツ子さんの活動に刺激を受け、建築家の社会貢献活動として2004年から地元の小学生を対象に京都市等の行政と協力をして活動をはじめました。
また、海外では「Architecture and Children」という子供教育カリキュラムでAIA(アメリカ建築家協会)が学校教育の中で取り組んでおり、UIA(国際建築家連合)は「UIA Built Environment on guide」として子供達への人工環境教育の指針を出しています。
建築や街並みに共に親しみ、創造性を育む
私達の廻りを取り巻く環境は、自然環境と人工環境であり、建築はその人工環境の大きな部分で人々の暮らしに大きな役割を果たしていると言えます。
建築家とは、便利なだけでなく美しい建物であって欲しいという依頼人の希望を聞き、色々な方法を用いて空間を創造する人のことです。又、周辺の環境や街づくりにも関わっています。
子供たちは遊びの中で常にデザインしていて、日々創造性を培っています。建築をつくる時にはすべての教科で学習した事を総合的に組み立てて、判断していく力が必要とされます。
私たちは「建築と子供たち」というテーマで建築や街並みに子供たちと共に親しむ機会を持ち、成長していく過程で一つの体験を通して生活環境の美化と質の向上に目を向け、又それらを創造して行く一助になればと考えています。
京都での建築と子供たちは、子供たちと共に、町家や歴史的建造物の探検をしたり、家の模型などを作るワークショップイベントを毎年夏休みに開催しています。是非、ご参加ください。
イベント開催のお知らせ・参加申し込みについて
イベント開催のお知らせ、参加申し込みは、毎年7月頃から行います。ホームページをチェックしていただくか、イベント案内メール登録を行ってください。