Architecture & children #21
京都の家、つくろう!
- 日時:2019年7月28日
- 開催場所:ひと・まち交流館 京都 地下1階 京都市景観・まちづくりセンター ワークショップルーム1・2
- 参加者:京都府の小学3年生~6年生(26名)と高校生(1名)・建築家(17名)・補助スタッフ(1名)
京都をテーマとした住宅のデザイン(設計&建築模型製作)
今年は、京都をテーマとした住宅のデザインです。
「京都らしい家」「京都を感じる家」「京都にある家」「京都に見える家」など、とにかくみなさんが想像する【京都の家、つくろう!】が今年のコンセプトです。
京都といえば、祇園祭、金閣寺、京都タワーなど京都を連想する行事や建築の名詞が思い浮かんできます。また、京都の夏は暑い、京都の冬は寒い、京都のお寺は涼しい、京都の商店街は楽しいなどの京都を感じる形容詞も思い浮かんできます。
このように「京都の祭」「京都の町家」「京都の神社仏閣」「京都の四季」「京都の野菜」「京都の言葉」「京都の伝統」などからキーワードを見つけて、設計と建築模型製作を行いました。
京都市内の小中学校から参加者を募集したところ、京都市近郊からの申し込みもあり歓迎しました。リピーターに事前案内を出したこともあり、申込み開始2日目には定員に達し、この活動が周知されてきたと実感しています。
今回のワークショップは、設計&建築模型製作です。3年前に行ったプログラムを大幅に修正し、より京都らしさをイメージする為に敷地条件を改善しました。更に模型の材料も、通常の設計事務所が使用する材料を多く取り入れました。
まずは、宿題のイメージスケッチを元に建築家の指導でデザインを再検討し、平面図、立面図を描いたのち模型製作に入っていきました。
昼休みを挟んで4時間30分の作業は、小学3年生には少し厳しかったかと反省と議論の材料になりました。
その後、保護者を交えて子どもの発表と講評会を行いました。作品をつくることと、発表することは、このワークショップの定番メニューです。また建築家の個性が指導に発揮され、子供たちにとって刺激的な1日であった事でしょう。
子供たちの作品は、持ち帰って頂きましたが、鑑賞に値する作品に仕上がったと思います。
昨年に引き続き高校生の参加がありました。小学生から参加して頂いているリピーターです。小学生から「私も高校になっても参加します」と嬉しい声を聞きました。私たちにとって、励みになる言葉です。
PHOTOギャラリー
概 要
タイトル: | 京都の家、つくろう! |
日時: | 2019年7月28日(日)9:30〜16:30(受付9:10) |
場所: | ひと・まち交流館 京都 地下1階 京都市景観・まちづくりセンター ワークショップルーム1・2 |
テーマ: | 京都をテーマとした住宅のデザイン(設計&建築模型製作) 「京都らしい家」「京都を感じる家」「京都にある家」「京都に見える家」など、とにかくみなさんが想像する【京都の家、つくろう!】が今年のコンセプトです。 |
内容: |
1_京都を教材にレクチャー 2_宿題のイメージスケッチを元に建築家の指導でデザインを再検討 3_平面図、立面図の作成 4_模型製作 5_発表&講評会 |
参加者: | 京都府の小学3年生~6年生(26名)と高校生(1名)・建築家(17名)・補助スタッフ(1名) |
主催: | 公益社団法人 日本建築家協会 近畿支部 京都地域会 |
後援: | 京都市教育委員会、(公財)京都市景観・まちづくりセンター |
協力: | 京都造形芸術大学+京都芸術デザイン専門学校+京都大学及び各大学のOBOG |
総指揮・副指揮: | 萬野光雄・ |
指導建築家: | 荒川晃嗣・池井健・梅原悟・岡田良子・奥田敦・小田裕美・國吉公一・後藤直子・杉江崇・橋口新一郎・長谷川渉・波多野崇・原田稔・松木一恭・ |
指導建築家: | 畝啓(準備参加) |
指導建築家: | 大西慶明、田所克庸 |
補助スタッフ: | 永井孔美子 |