Architecture & children #26
けんちく家のしごと体験2
- 日時:2024年7月27日
- 開催場所:ひと・まち交流館 京都 地下1階 京都市景観・まちづくりセンター ワークショップルーム1、2
- 参加者:京都府の小学生20名(内リピーター4名)、中学生(2名)、保護者(21名)・建築家(11名)・補助スタッフ(2名)
「けんちく家のしごと体験2」
建築と子供たちin KYOTOの活動は、今年で20年目を迎えました!
今回は昨年に引き続き、住宅のデザインを題材に「建築家の仕事」を体験するワークショップです。
参加者小学生20名(内4名リピーター)、中学生2名。小学生においては保護者同伴を原則とし、保護者21名参加で、合計43名の開催。当協会の指導建築家11名と過去にこのワークショップを数回経験した高校2年生の1名と大学1回生1名、総スタッフ13名により実行いたしました。
今年は昨年以上に好評で、最初の申し込みが午前0時台で、募集当日の朝に定員を超えました。リピーターからは9時ごろから受付だと思っていたとのご意見をいただき、今後は申込日と時間まで設定する様に改善します。
宿題とYouTubeで事前学習
今年は池井設計事務所にご協力いただき「建築設計事務所の様子を撮影」、田所設計事務所のご協力で「数種類の建築模型などを準備し宿題説明を撮影」し、YouTubeで動画配信しました。建築家の職場と仕事を動画で見学して事前学習と宿題に取り組んできていただきました。
テーマは昨年と同じですが、今年は「身近な人の家または自邸」を設計します。
おじいちゃんやおばあちゃんの家、親友の家、学校の先生の家、サッカーのコーチの家、バイオリンの先生の家、お父さんお母さんの家、身近な人の家や自分の家でもかまいません。
構想の整理~設計~模型製作
当日9時10分受付け、9時30分に開始。
製作道具などの注意事項、特にカッターの取り扱いについて詳しく説明、宿題をもとに設計がスタートしました。
宿題は、おそらく家庭で保護者との会話の中で作成された事がうかがえる内容でした。
建築家は、建築主(施主・クライアント)から住宅を依頼され、設計の条件を整理して、設計を行います。そして図面と建築模型をつくって建築主に設計内容を説明します。この説明をプレゼンテーションと言います。クライアントが提案を気に入ったら、実施設計を行い、施工者(工務店など)を決めて、建築をつくります。細かく説明すると、もっと多くの作業があります。今回はこれらの作業の中から、建築主に住宅を依頼されてからプレゼンテーションを行うまでを「体験」しました。
休憩は各自で必ず取るようにアナウンスしましたが、最初の休憩はお昼になってしまいました。
お昼休みには、今までの活動をパネルで紹介しました。
発表講評会
午後の開始の合図を待たずに作業をスタートする子供たちもいたので、繰り上げで再開。作業は15時20分に終了。その後、保護者を交えて講評会。集合写真と各作品の撮影後、16時30分に終了。
仕事体験のベースは、私たちが得意とする住宅であった事もあり、各建築家の指導の内容も充実していた用に思います。また建築家の個性も発揮され、子供たちにとって刺激的な1日であった事でしょう。
ワークショップの後、子供たちの作品の写真をお送りした時に、たくさんのお礼のメールをいただいています。
最後に
ご参加いただいた皆さまありがとうございます。
また定員いっぱいでお断りしました方々には申し訳ありませんでした。私たち講師の数が限られていますのでご理解していただければと思います。
来年も行いますのでよろしくお願いいたします。
PHOTOギャラリー
概 要
タイトル: | けんちく家のしごと体験2 |
日時: | 2024年7月27日(日)受付:9:10~ 開始:9:30~ 終了:16:30 |
場所: | ひと・まち交流館 京都 地下1階 京都市景観・まちづくりセンター ワークショップルーム1、2 |
テーマ: | 「けんちく家のしごと体験2」 建築と子供たちin KYOTOの活動は、今年で20年目を迎えました! 今回は昨年に引き続き、住宅のデザインを題材に「建築家の仕事」を体験するワークショップです。 |
内容: |
宿題と事前学習 今回は設計体験に先立って「建築設計事務所の様子を撮影」と「数種類の建築模型などを準備し宿題説明を撮影」し、YouTubeで動画配信しました。 当日 1_レクチャー 2_構想の整理、設計、模型製作 3_発表講評会 4_撮影、作品展示 |
参加者: | 京都府の小学生20名(内リピーター4名)、中学生(2名)、保護者(21名)・建築家(11名)・補助スタッフ(2名) |
主催: | 公益社団法人日本建築家協会 近畿支部 京都地域会 |
共催予定: | 公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター |
後援予定: | 京都市教育委員会 |
協賛予定: | 公益社団法人JIA近畿支部協力会員委員会 |
協力: | 京都大学、京都工芸繊維大学、京都芸術大学、京都芸術デザイン専門学校、他 |
総指揮・副指揮: | 萬野光雄・ |
指導建築家: | 荒川晃嗣・池井健・岡田良子・小田裕美・後藤直子・波多野崇・原田稔・松木一恭・萬野光雄・矢部直輝・ |
指導建築家: | 田所克庸 |
補助スタッフ: | 仲田理子(高2)・福本拓真(大4) |